不完全自炊マニュアル 第二章「フライパン」



第二回は、「フライパン」です。

フライパンは焼く!煮る!揚げる!
これ一個でなんでも出来ちゃうすぐれものです。

でも、フライパンて色々種類がありますね。
サイズも質も値段もバラバラ。
さて、フライパンを買う時、どんな点に注意したらいいでしょう?

フライパンは素材によって得意なジャンルがあります。

例えば、中華鍋なんかは、鉄で出来ていて、
強火でがんがん熱することができるので、
野菜炒めや、チャーハンなどすばやく調理するのに適しています。
しかし、油がなじんでいないうちは、こげつくことが多く、洗うのが面倒だったり、
洗ったあとに、表面に油を塗っておかないと、酸化、つまり錆びます。

逆に、テフロン加工のものは、新しければこげつく心配もなく、
お手入れも楽チンです。
しかし、金属性の鋭利なフライ返しなどは、テフロンが傷つくので使えません。
また、長期間の使用によりテフロンがはがれます。
テフロンがはがれたテフロン加工フライパンははっきり言って最悪です。
いい所がまったくなくなります。→即ごみ
さらに、強火やから焼きはテフロンを炒めるので、厳禁です。

中華なべなどの「鉄のフライパン」と「テフロン加工のフライパン」があればだいたいの料理はおいしく作れます。

また、フライパンの大きさや形状は様々です。

中華なべは、比較的大きいサイズのものが多いですが、
深さが深く容量の大きいものが、炒める時に楽です。
しかし、サイズが大きくなると、当然重くなりますので、
長時間振り続けていると、いためるのは食材ではなく、手首なんてことに・・・

中華なべには、柄がついているものとないものがありますが、
お料理初心者は迷わず柄つきを買いましょう
柄がついていないと混ぜにくいし、めちゃくちゃ熱いです
私の中華なべは10年近く愛用している柄付きの大きくて深いサイズのものです
長年使用していると油がしみこみ、ほとんどこげつきません
チャーハンパラパラ、野菜炒めしゃっきしゃき
ちなみに、柄のない中華なべも持ってますが、揚げ物専用で
ほとんど使ってません

テフロン加工は、大小揃えると便利です
目玉焼きとか、ちょこっと焼きたい時は小さいものを
炒めるパスタなんかを作る時は、大きくて深いものが適しています
私は値段の高いテフロン加工は使ったことがありませんが、
安いやつを1年くらいのサイクルで買い換えてます
ちなみに大きいサイズで深めと浅めの2種類と、小さいサイズのを1種、
計3種のフライパンを使い分けております
大きいサイズが2種類あると、同時に炒めたり煮たりできて、便利です

形状としては、四角い卵焼き用のフライパンなんてのもあります
私は一応持ってますが、ダシ巻き卵を作る時専用かな

このほかに私がおすすめしたいのは、グリルパンです
こいつは、お店でみるようなきれいな網目が付きます

また、野菜をグリルなんていいですよ
玉ねぎなんて本当に甘くてびっくりです
魚介のグリルなんてたまりません

レアーにグリルして、味付けはレモンと塩とオリーブオイルのみ
イタリアンのコース料理がご家庭でお気軽に作れちゃいます

私も使っているお勧めのグリルパンは、
ル・クルーゼの商品です

少々お値段がはりますが、一生ものですから、この機会にぜひ

ごいっしょにこんな商品もいかが

油を霧状に噴射する商品です
グリルする時にお肉の表面にかけて、水分の蒸発を防ぐことで中身をジューシーに仕上げることができます
また、酢と油と塩ををよく混ぜ、自家製ドレッシングを作り、こいつに入れてサラダに噴射すれば
少量のドレッシングでおいしくいただけます
ヘルシー!

第三章「鍋」

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